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ママチャリで行こうぜ

ガテン系弁護士の戦いの記録

出会い系サイトでのサクラ被害


 どうも、焼き鳥は塩よりも断然タレ派の40歳目前の僕です。
 周りの同年代は、いつの間にかタレよりも塩を好み、居酒屋の店員さんに聞かれた際に、そりゃ塩だろうという雰囲気を出されて孤立しています。
 いつかタレ派で会合を開いて、タレの素晴らしさを思い切り語りたいです。

 さて、本日は出会い系サイトでの詐欺被害についてお話をしたいと思います。

 このブログでは何度も書いてまいりましたが、出会い系サイトはトラブルの宝庫です。
 もちろん全てのサイトで必ずトラブルが発生する…とまでは言いませんが、様々なトラブルに遭ったケースが報告されています。
 
 過去にご相談を受けたケースでは、某有名アイドルグループのメンバーであると装い、出会い系サイトで息抜きを求めているとアクセスしてきたというものがありました。
 もちろん相手方がその本人であることはサイト上では確認できないわけですが、実際のライブなどの情報などをどこかからか拾って来ては、今、○○にライブで来ている、疲れたなあなどといったメッセージを送って、本人であると装うのです。
 冷静に考えれば、多忙だと思われる本人が息抜きとはいえ身分を明かすということはあり得ない訳ですが、思い込みをうまく利用して、多額の料金を支払わせていました。
 同様のパターンに、芸能人のマネージャーなのだが、本人が息抜きに話し相手を探しているのだが話をしてあげてくれないか、というものもありましたね。
 
 最近ですと、芸能人を装うものはなくなりましたが、ネット上で拾ってきたと思われる画像を用いて、架空の人物を装うケースが増えております。
 この種のトラブルでは、利用頻度を上げて利用料金を稼ぐという手が取られることもありますが、大抵はメールアドレスの交換には会員のレベルを上げる必要があるといった話を持ち掛け、サイトに何度も課金させるという手口を用いる点が特徴の一つとして挙げられるかと思います。
 しかも、支払いの期限を設け、それまでに支払わなければ、今まで支払った分は全て無駄になるなどと焦りを利用したり、最終的には支払ったお金は返金されるから大丈夫ですといった話を持ち掛けたりすることにより、判断能力を奪っていきます。
 酷い手口には、わざと文字化けしたようなメッセージを送り「文字化けを解消する費用」などといって、課金するよう迫るものもありました。

 どれも当初説明のない、意味の分からない費用を請求するもので、これらは相手方にアクセスしたいといった感情を利用しつつ、判断能力を奪いながらお金を使わせるのです。

 驚くことにこういった出会い系サイトでのトラブルでは被害額が数百万円に上るようなケースもご相談いただいております。
 皆さんが口を揃えて仰るのは「気がついたらここまでの金額になっていた」ということです。
 また、どこかでこれは詐欺かもしれないと頭によぎるようなのですが、自分が被害に遭っていると思いたくないのか、詐欺ではないという方向で都合よく事実を捉えてしまっていたというお話がありました。

 どのようなトラブルでも言えることなのですが、重要なことは一人で抱えないことです。
 家族や知人に話をそれとなく聞いてみましょう。
 冷静な第三者からの感想が返ってきます。
 相談をしにくいということであれば、頭に詐欺であるかもしれないとよぎったタイミングで弁護士の無料相談を利用しましょう。
 巷で起こっているトラブルの事案について説明を受けるだけでも、冷静になり、被害の拡大を回避できるかもしれません。

 どうしても人に相談するのは気が進まないということであれば、せめてインターネットで業者名を検索するなど調べてみるようにしてください。
 トラブルの報告があるかもしれません。
 なお、インターネットで調べる際には、二次被害にご注意ください。
 悪質業者に回収を依頼して、高額な費用を取られただけで連絡が取れなくなったといったご相談をお受けすることがあります。

 情報収集には、法律事務所や公的機関のページなどを利用いただくと良いかと思います。

  1. 2018/08/17(金) 17:37:44|
  2. 詐欺被害対策
  3. | コメント:0

情報商材に関するトラブルについて


 どうも、ポテトではマクドナルド、ハンバーガーならバーガーキングかウェンディーズが好きな40歳目前の僕です。
 『スーパーサイズミー』という映画を観て、ジャンクフードは怖えなあと思いましたが、時々無性に食べたくなります。
 食べたら青汁とトマトジュースでリセットという魔法を自分にかけることにしています。

 さて、本日は情報商材に関するトラブルについてお話したいと思います。

 一時期、とてつもない件数の相談をお受けしていたのが、情報商材を購入してしまったのだが返金請求はできないかというご相談です。
 商材の中身は様々ですが、どれも「お金儲け」を目的とする商材であった点は共通しています。
 オークションで稼ぐ、FXで稼ぐ、写真を撮って稼ぐ、世の中にはそんなにたくさんのもうけ話があるのかと驚いたもんです。
 まあ、もちろんそんなに美味しい話はない訳ですが。

 ご相談の中で一番多かったのは、説明されていたのと異なり、全く儲けられないが、これは詐欺ではないかというご主張です。
 このような主張を立てて、返金を求めることは果たしてできるのでしょうか。

 結論から申し上げると、説明の状況次第では返金を求めることができるというものです(いつも曖昧な回答で申し訳ありません)。

 今でこそ少なくはなりましたが「絶対儲けられる」「絶対勝てる」といった、不確定な要素について断定的に説明をしているような場合には、返金を求めることができる場合があります。
 例えば、競馬の勝ち馬情報などです。
 JRAのお偉いさんと繋がっており、勝ち馬が事前に分かるなどと説明するケースがありましたが、不確定な要素について「勝てる」という断言をする手口になります。
 このような場合には返金の理屈をきちんと立てることができるでしょう。

 上記のほか、不利なことを殊更に説明しないとか、説明内容が誤解を与えるような不当なものであったときにも返金を求めることができるかと思います。

 他方、リスクをきちんと説明したうえで、勝てるときもあれば、負けるときもあると説明している場合には返金を求めることは難しくなります。
 営業の場面においては、ある程度、商品の魅力を伝えるという行為は許されるところ、それが限度を超えて誤解を与えるような不当なものでないときには、商品に対する期待は保護されない可能性があるということですね。
 すなわち「儲かると思っていたのに、儲からなかった」というだけでは、返金を求めることができない可能性がある訳です。
 
 お金儲けに絶対はありません。
 特に、投資となればギャンブル的な要素がつきまといます。
 どのような情報を頼りにするかは、あくまで利用する側の責任になるのが原則ということになります。

 それでは返金請求の理屈が立つとして、回収の可能性はあるのでしょうか。

 まず、相手方がきちんと実体を有し(例えば、法人であれば登記されており、本店も実際のオフィスが存在する)、事業を継続しているのであれば、回収可能性はあるかと思います。
 このような場合、相手方は、返金請求に対して真っ向から反論し、訴訟などに発展することでコストや手間をかけるよりは、一定金額でも返金したほうが経済的に合理的であるという判断が働く可能性があるからです。
 また、法的紛争を抱えている事実がネットなどで拡散されることによるレピュテーションリスクを回避するという判断に至ることもあるでしょう。

 他方、個人事業主のレベルで活動をしている相手方になると、短期間かつ小さい規模で展開していることが多く、一部でも返金して追い払ったほうが経済的に合理的であるという考えに至らない可能性があるかと思います。
 経験則で恐縮ですが、過去のケースでは個人を相手にするよりも法人が相手になった事案のほうが返金実績が高かったかと思います。

 もちろん、何ら実体のない相手(法人を名乗るが、登記もしていないような相手のとき)となると、いつの間にか連絡が取れないということになることも多く、かなり回収の可能性は低いと言わざるを得ません。

 上記のほか、情報商材に関するトラブルに共通する難しさとして、商材の代金が数十万円ということが多く、弁護士に依頼したり、訴訟を提起したりするにあたって、コストをそこまでかけられない(かけすぎれば赤字になる可能性すらある)という問題が挙げられると思います。
 相手方はもしかしたら、専門家には頼みにくい金額かつ悔しいが諦められる金額として、数十万円という価格設定をしているのかもしれません(考えすぎかな)。

 情報商材に関するトラブルは一時期ほど多くはないものの、今でもご相談いただくことがあります。
 どのトラブルにも共通して言えることですが、お金を払う前に、誰かに相談をしてみてください。
 そして「それ、大丈夫なの?」と反対の立場から意見をしてくれる方の言葉に冷静に耳を傾けてみましょう。
 一度立ち止まって考えるだけで、この種のトラブルの多くは回避できるはずです。

  1. 2018/08/13(月) 17:57:47|
  2. 詐欺被害対策
  3. | コメント:0

復縁屋や別れさせ屋との料金トラブル

 
 どうも、駅弁では肉の弁当よりも魚の弁当を選ぶ40歳目前の僕です。
 昔はそんなことなかったのですが、新幹線の出張で頻繁に駅弁を食うようになると、魚の駅弁のほうが冷えていてもうまいのではないかと思うようになりました。
 肉好きの僕としては、肉のお弁当にも頑張ってもらいたいところです。

 さて、本日は復縁屋や別れさせ屋に関するトラブルについてお話しようと思います。

 過去に何度かご相談を受けたものに、復縁屋や別れさせ屋との間の料金で揉めているというものがありました。
 どういった業者かというと、明確な定義がある訳でないのですが、あえて言うならば、対象者を調査し、工作をしたり、依頼者にカウンセリングをしたりして、対象者との復縁を支援または対象者と依頼者または第三者と別れさせることを目的に活動する業者ということになるでしょうか。
 対象者の調査という活動が含まれるため、復縁屋や別れさせ屋の多くは通常探偵業の届出をしているようです。

 ご相談を受けたケースでは、期待したようなサービスの提供がないにも関わらず高額の費用を請求されているというものが一番多かったかと思います。
 では、このような場合に費用の取り戻しや減額を求めることは可能なのでしょうか。

 全てのケースに妥当するものではありませんが、高額な料金の大部分は対象者の行動確認(業者は工作やカウンセリングの準備行為に位置付けているようですが)にかかる経費で請求されているケースが多かったかと思います。
 そして、行動確認の作業については、それが本当に復縁や別れさせるという目的に役立つのかどうかは別にして、報告書など何らかの形で動いた形跡を残しております。
 また、行動確認にかかる経費については事前に契約書等で単価を説明しているケースが大半でした。
 すなわち、こちらが納得した活動を、納得のうえでのコストをかけて実施しているため、この点の費用について減額や返金を求めることは難しいかと思います。
 いわば、復縁や別れさせるという目的に目が行った依頼者の誤解を利用する形で、従来の探偵の業務を実施して料金を請求するとも言えるのですが、この点を詐欺や錯誤といった理屈を駆使して崩していくのは難しいでしょう。

 他方、工作やカウンセリングはいかがでしょうか。
 工作について、どのような作業をするのかは分かりませんが、行動確認と同様に、コストが事前に明示され、かつ報告書のような形で作業をした裏付け証拠が出されるとなれば、やはり争いにくいでしょう。
 工作の結果、目的が果たされるか否かの点について、業者は保証するものではないということは通常契約書で明確に謳っており、作業を実施したとなれば、その点のコストの支払から逃げることは困難と言わざるを得ません。

 カウンセリング費用についても、内容としてはメールやLINEで雑談をするようなカウンセリングとはとても言い難いようなクオリティのものがあるようですが、それでもカウンセリングと称して、決められた内容を実施されてしまいえば、相手方としては債務を履行したことになりますから、減額や返金を求めることは難しいと言えます。

 以上、復縁屋や別れさせ屋という名称がついていることから、復縁や別れさせるという目的のために「特殊なこと」をしてくれるように思い込む方が多く、それゆえに、従来の探偵業に毛が生えた程度の業者に多額の費用を払ってしまうようです。
 
 業者の中にはかなり高額な成功報酬を設定し、違法行為を含む、かなり強引な方法で目的を果たそうとする業者もいるようです。
 人の気持ちを何らかの人為的な方法で変えようとすることには無理があるように思えてなりません。

 恋愛には山も谷もあるかと思いますが、傷ついた心を癒すために、安易に業者にお金を払うのではなく、酒や友人、時間といった自然な手段でゆっくりと回復を目指すようにしてはいかがでしょうか。

  1. 2018/08/12(日) 19:45:06|
  2. 詐欺被害対策
  3. | コメント:0

愛人詐欺の被害について

 
 どうも、先日、カワハギの肝醤油で刺身をいただき、悶絶してお酒が異常に進んでしまった40歳目前の僕です。
 昔はポテトフライに唐揚げ、サイコロステーキがあればいくらでも酒を飲めましたが、最近は優しいものを少量いただくというスタイルに変わりつつあります。
 前にも同じ話をしましたが、やっと繊細で上品な本来の僕に戻れました。

 さて、本日は愛人詐欺の話をしたいと思います。

 愛人詐欺と聞いて、どのような詐欺であると思い浮かべますか。

 この詐欺は、いわゆるパパ活をする女性を狙った詐欺です。
 パパ活とは、要するに援助をしてくれる男性を探す活動を言います。
 月の手当や一回ごとに手当をもらう代わりに、デートをしたり、性的関係をもったりと、まあ愛人探しですね。
 
 愛人と聞くと、お金持ちのおじさんが、クラブのホステスさんやママさんを口説いて懇ろになる…という、異次元の世界を思い浮かべてしまうのですが、最近では、そういったパパ活のサイトがあるらしく、スマホポチポチで相手が探せてしまうようです。

 もちろん、相手方の身元確認という点では不十分と言わざるを得ず、今回お話する詐欺のほかにも多くのトラブルが発生しているようです。

 さて、愛人詐欺ですが、お金持ちを装った男性が加害者になります。
 プロフィールでは会社経営をしており、金があってしょうがないというような内容が、私には思いつかない上品な表現で書かれており、パパ活をしている女性は信用してしまうとか。
 メッセージをやり取りする中でも、焦らず、余裕を見せるところもあり、相手の男性が実際にお金持ちの会社経営者であると思いこんでしまうようです。

 実際に会ってからも、待ち合わせ場所を高級ホテルのラウンジ(例えば、パークハイアットのラウンジなど)を指定し、高価そうな時計をさりげなく見せつけて、さらに信用をさせます。典型的な詐欺師ですね。

 肝心の詐欺ですが、月の手当のほかに、女性のクレジットカードの決済口座を自分の口座にすると持ち掛けるようです。
 すなわち、女性はカードをいくら使っても、男性の口座から引き落とされるので懐は痛まないと。
 本当にそんなことができるのかと女性たちも疑うようですが、詐欺師は、自分は銀行の頭取クラスと通じているから、個人的に頼めばできるという話を、実に自信満々に話すようです。このあたりのクソ度胸が詐欺師の力なのでしょうか。

 信じた女性はカードを渡し(カードを持っていない女性はカードをわざわざ作ったうえで)、手続きに必要であるからという説明を受けて、なんと暗証番号まで教えてしまうのです。

 カードを受け取った詐欺師はその足でATMに向かい、限度額一杯までお金を引き出す…そんな手口でした。

 こんな愛人詐欺に遭ったという女性からの相談を複数受けていたため、私は当時経営していた調査会社での調査を進め、手に入れた証拠を警察に持ち込み、警察と連携を組んで詐欺師の逮捕まで持ち込んだことがあります。
 警察及び検察庁の頑張りで、何とか起訴まで持ち込んだのですが、残念ながら、詐欺師にお金がなく(既に背後にいる人間に回っていたのか)、騙し取られたお金は回収することはできませんでしたが。

 その後も、多く同様の被害相談を受けました。
 警察の担当者曰く、犯罪者の間でうまくいった手口のシナリオが出回っているらしく、同様の被害は一定期間続くことのことでした。

 今は同様の被害相談を受けることはなくなりました。

 とある情報によると、詐欺においては、忘れられた頃に昔の手口が復活するということが多くあるようです。
 もちろんディテールは異なるでしょうが、大まかなスキームは同じものが多く存在するようです。

 詐欺の情報共有を積極的に進めることがいかに大事であるか思い知らされますね。
 何度もこのブログで話していますが、お金を渡してしまったら回収するのは困難です。
 信用してお金を渡す前に、一度でいいから立ち止まってください。
 そして、弁護士でも、警察でも友人でもいいので、どなたかに相談してみてください。

 それだけで詐欺の被害を減らすことができるはずです。

  1. 2018/08/06(月) 18:22:57|
  2. 詐欺被害対策
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詐欺業者に電話で凸


 どうも、突然、大型バイクに乗りたくなり、大型自動二輪免許の取得を目論んでいる40歳目前の僕です。
 夜に寝る前にバイクの販売サイトを見て、むふふとなりながら眠るのが最近のリラックス法ですが、大型バイクに跨った時に俺の両足は地面に届くのだろうかという点が不安でしょうがありません。
 昔、岩城滉一さんが何かの雑誌の特集で乗っていた馬鹿デカいアメリカンバイク(調べると、国産でした。和製アメリカン?『ワルキューレ』というカッコいい名前のバイクです)に乗って、日本全国を野宿で旅したいです。

 さて、今日は、弊所の名前を騙る不届き者がいたので、きちんと晒したいと思います。

 どうやら最近、実在の法律事務所の名前を騙ってメールを送り、焦って電話をかけてきた方にお金を入金させるという詐欺が流行っているようです。
 弊所以外にもいくつか被害報告があるようで。
 ですが、その手口はかなり雑なもので、携帯電話のショートメッセージで請求をするというやり口のようです。

 おそらくどこかで名簿を入手し、電話をかけるとなると面倒なので、ダメもとでショートメッセージによる架空請求をしているのでしょう。

 架空請求のメールは以下のような内容のようです(今後、内容は変わったりする可能性があります)。

「有料サイトの未納金があり解約および料金精算の連絡を頂けない限り身辺調査及び強制執行の法的措置に着手。不動法律事務所」
「現在有料サイトの未納料金が長期に渡り滞納されており、公訴準備に入らせていただきます。不動法律事務所」

 ほかにもいくつかパターンがあるかもしれませんね。
 上記メッセージとともに電話番号(固定電話の番号のようです)が記載されているようです。

 こういった怪しいメッセージが送られてきた方々が、弊所に複数連絡をしてきてくれたので、架空請求に弊所の名前が冒用されていることが発覚しました。
 ちなみに電話すると「確認する」と言って、向こうから折り返しの連絡が来るようです。
 その先は、誰でもどこかに思い当たるところのある、アダルトサイトなどの利用料金が発生しているが、未精算の状態である、ついては早急に精算されたい、精算されなければ法的措置に移行する(家に知られますよという脅しを含む)、という流れで話を進め、お金を指定口座に払わせるなどの方法により詐取するものと考えられます。

 さて、どうしてくれようと思いましたが、ご丁寧に電話番を掲載してくれていたので、騙された体で電話をかけてみることにしました。

 まず、事務所の固定電話から電話をかけましたが、コール音が続きました。
 もしかしたら名簿は携帯電話の番号であり、固定電話からの折り返しには警戒しているのかもしれません。
 または、うちの番号を登録しているのでしょうか。
 頭に来たので鬼のように電話しました。
 そうすると、観念したのか男が出ました。
 騙された体で、お金を精算してくださいというメールが来たんだけど…と話をすると、一瞬間があった後、そういう電話が今日はたくさん来ているが私は知らないという対応をされました。
 一応、名前を聞いて、最後に実は「不動法律事務所の弁護士なんだが」と種明かしをすると、また間があって電話が切れてしまいました。
 固定電話だからやはり警戒していたのでしょうかね。

 次に、携帯電話からかけてみましたが、繋がらず。
 その後、何度かけてもコール音も鳴らないという状況でした。

 既に触れたとおり、かなり雑なやり口なので、ダメ元のスタンスで短期間に限り架空請求をしていたのかもしれません。

 法律事務所とか弁護士とか、誰もが身構えるようなキーワードを用いて架空請求を行うという手口は今までもありました。
 これからも手を変えて、同じように実在の弁護士や事務所名を騙る詐欺は出てくると思います。

 まず、大事なことは、メールなり書面なりに記載されている電話番号や住所などの情報を鵜呑みにしないことです。
 インターネットで調べれば、きちんとしたサイトに住所、電話番号が記載されています。
 必ず請求元となっている弁護士や法律事務所に事実を確認しましょう。
 それだけで、被害は防止できます。

 それでもご不安であれば、無料の法律相談を利用して弁護士に話をしたり、警察に状況を説明したりして対応についての判断を仰ぎましょう。

 少し立ち止まって考えるだけで、詐欺の被害は防止できます。
 いつでもお気軽にご相談ください。

  1. 2018/08/03(金) 09:17:40|
  2. 詐欺被害対策
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プロフィール

弁護士 若井 亮

Author:弁護士 若井 亮
若井綜合法律事務所代表弁護士。二児の父。
格闘技と貧乏旅行をこよなく愛し、体力と工夫で戦うガテン系弁護士。
末っ子。

どんな案件でもご相談は初回無料でお受けしております。

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