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ママチャリで行こうぜ

ガテン系弁護士の戦いの記録

自分に合った弁護士を探す


 どうも、「あなたの風邪はどこから」というCMがありましたが、大抵は喉から風邪をひいている40歳目前の僕です。
 普段全く病院に行かず、薬の世話になることもないせいか、体調不良に対する耐性が極めて低く、単なる風邪でも「このまま死ぬのではないか」と大袈裟に騒いでいます。
 こんな病院と薬嫌いの私ですが、嫌いならば未然に防げばいいのだと漢方ほか、東洋医学に興味を持ち始めました。

 さて、本日は自分に合った弁護士の探し方についてお話したいと思います。

 弁護士ドットコムをはじめ、今は法律事務所や弁護士に関する情報を提供するポータルサイトが充実しているおかげで、弁護士探しは以前に比べてかなり楽になったのではないかと思います。
 他方、あれだけの情報量となると、どこの誰に頼んで良いのか分からないという悩みも出てくるのではないでしょうか。
 そんな時、どうやって依頼する弁護士を絞り込んでいくべきなのでしょうか。

①エリアで探してみる

 お医者さんを探す時を思い出して欲しいのですが、自宅の近くや職場の近くで探すことが多いのではないでしょうか。
 医師の診察と同様、弁護士も、皆さんからお話を伺い、またお手持ちの証拠を拝見させていただいて見通しを立てていきます。
 電話やメールなどでも対応できないことはありませんが、直接お会いしてご相談内容について細かいニュアンスを確認したり、証拠に直接触れたりするほうがより正確に見通しを立てることができるでしょうし、誤解などを回避することもできるでしょう。
 そのため「通いやすい」ということは皆様にとっても、弁護士にとっても大きなプラスになるかと思います。
 まずは、エリアという軸で探してみるのが一つですね。

②専門分野で探してみる

 ご自身の相談内容に力を入れている法律事務所や弁護士を探すというのも一つですね。
 刑事弁護中心、離婚中心、交通事故中心など、特定の類型の事件を中心に受けている事務所も増えてまいりました。
 受ける事件を絞っているということは、それだけ当該分野についての経験が多く、自身の要望に従った弁護が期待できる可能性があります。
 また、こういった事務所は無料相談を実施していたり、ホームページの情報量が充実していたりすることも多く、情報収集に利用するだけでも一定の価値があるかと思います。
 もっとも、最近では「注力分野」という形で広告上銘打っていても、どのくらい実績があるのかが見えない事務所も増えているように思えます。
 自称でしかないということもある訳ですね(笑)
 そのため、とある類型に力を入れている事務所を探す場合には、例えば、所属する弁護士の解決事例や著書や講演情報、ポータルサイトにおける法律相談の回答例などを参考に、自分に合っているか確認すると良いかと思います。

③ポータルサイトと無料相談で一本釣りを狙う
 
 私が個人的にお勧めするのは、この方法です。
 エリアや専門分野という軸は分かりやすいのですが、まだ目が粗く、自分の要望に応えてくれる弁護士であるかは確実ではありません。
 事案によっては年単位で紛争が続くこともある訳ですから、究極的に言うと、相性が合わないと皆様にとっても弁護士にとってもハッピーな結果は手に入りにくくなる可能性があります。
 そのため相性をチェックする方法として、無料相談やポータルサイトにおける法律相談での回答をチェックして、能力はもちろん、同じような事案になったときの方針や人柄を見ていくのです。
 また、実際に無料相談を利用すれば、弁護士の仕事の仕方の一部を垣間見ることができます。
 例えば、レスポンスの速さなどです。
 残念ながら、弁護士に対するクレームで多いのが、レスポンスが遅い、何をやっているか分からないというものです。
 依頼した後に不満を持っても、すぐに変えることは難しくなってしまうかもしれません。
 人生に関わる事件について、ある程度のコストを支払って依頼する訳ですから、事前に「お試し」を利用するべきでしょう。
 
 実は、無料相談を広く実施することには勇気が必要になります。
 事務所によっては例えば、交通事故であれば無料相談をお受けするなど、類型を絞っている事務所もありますが、弊所のように「全ての」相談を初回無料にすると、お問い合わせは多数頂戴するものの、無料相談に対応するために多くの時間を要することとなり、業務を圧迫する可能性があるからです。
 また、安かろう悪かろうという相談であれば実施する意味もありませんので、一定のクオリティは維持しなければなりません。
 無料相談と謳っておいて、どうしようもない相談をしていては単に評判を下げるだけですからね。

 そのため、無料相談でどこまで親身に相談に乗ってくれる事務所であるかという軸からの観察は、その後の相性やサービスの質を判断するうえでも非常に参考になるであろうと思っております。

 個人的には無料相談のクオリティをどのように上げていくかに強い興味を持っております。相談で終わってしまうならば、それが一番良いですから。
 ただ、弁護士の負担を限りなく減らすという工夫は必要になるでしょうね。このあたりの考えについては、また触れたいと思います。

  1. 2018/08/20(月) 09:18:25|
  2. マメ知識
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私が出会ったかっこいい刑事

 
 どうも、泳ぎではバタフライか平泳ぎが得意な40歳目前の僕です。
 背泳ぎが一番苦手なのですが、頭をゴチンとぶつけるのではないかという不安からどうしてもターンの際に減速してしまいます。
 水泳は小学生の時に6年間続けましたが、背泳ぎでターンが怖いという感覚を払拭することはできませんでした。50歳までには克服できるかな。

 さて、本日は私が出会ったかっこいい刑事について話をしたいと思います。

 刑事事件ではもちろん、民事事件においても警察の方とやり取りをすることがあります。
 例えば、詐欺被害のケースでは、弁護士が調査できる情報には限界があるため、刑事事件化を視野に入れ、警察に被害相談をすることがよくあります。
 残念ながら、警察は少ない人員で多数の案件を扱っていることから、証拠がきちんと揃っているような事案や振り込め詐欺のように明らかに詐欺であると言えるような事案を除き、なかなか介入をしてもらうことは難しいのが現状なのですが。
 また、私がよくお受けしている、恐喝や脅迫の被害を受けているという事案においても、物理的に危害を加えられる可能性が出てきたときには、警察の方に相談をします。
 こういった事案のときの警察の方々は非常に頼りがいがあり、依頼者も安心しますし、私も安心して相手方とのやり取りをすることができます。

 上記のとおり、警察の方々と接点を持つことは少なくないのですが、お会いする方の中には、うーん来世では警察に入りたいなあと思わせるような方もいらっしゃいました。

 それは刑事事件において出会った刑事でした。
 ネットオークションで商品を販売した方からの依頼だったのですが、購入した方から詐欺であると言われていると。何度かやり取りをしていたが、話し合いは平行線をたどり、遂に購入した方が警察に相談し、今度、警察署に出頭するよう連絡が来たので何とかして欲しいというご依頼でした。

 依頼者の話を聞くと、うん、それは詐欺と言われても仕方のないところもあるという事案であったので、謝るべきところはしっかり謝りましょうという方針でいくことになりました。
 ただ、この事案は、依頼者の奥さんも関係していると疑われており、警察署には奥さんも出頭するよう要請されていたのです。
 奥さんは精神的に非常に不安定な方で、取調室に一人になったら間違いなくパニックになるので何とかして欲しい、この点も依頼の目的の一つでした。

 しかし、警察署への同行をしても、取調室の中までは通常は入れず、過去に申し入れしたときも全て拒否されていました。
 今回も最初はダメ元で申し入れるつもりで警察署へ行きました。

 担当の刑事さんは地方からこの案件のためにやってきた方で(被害者とされる方は地方の方でした)、見るからに無骨な感じの刑事でした。
 刑事事件においては、全ての事案で妥当する訳ではありませんが、警察側と対立することがあります。捜査を進める側である警察にとって、事あるごとに被疑者にアクセスし、要らぬ智恵(弁護にはもちろん必要な智恵ですが)を入れる弁護士は時に邪魔に感じることでしょう。
 今回もバチバチになりそうだなあ、その刑事さんを見て思ったのを覚えております。

 しかし、弁護士であることを告げると、開口一番「よろしくお願いいたします」という非常に丁寧なあいさつをいただき、こちらが聞く前に、今回の事件について捜査を開始した経緯、被害者とされる方の言い分、今まで手に入れた証拠について詳しく説明をしてくれ、一部、証拠も見せてくれました。
 捜査段階で警察がこのような対応をしてくれることはほとんどありません。

 正直、相手の対応に度肝を抜かれたので、どうしてそこまで細かく説明をしてくれるのですか、と聞くと「隠すことは何もありませんので」ときっぱり。うーん、かっこいいね。

 奥さんの精神状態を伝え、取調室での同席を希望すると、これも二つ返事で「全く問題ありません、隠すことは何もありませんから」と。
 そんな訳で、奥さんのフォローをしながら、かなり貴重な取り調べの場面を目の前で見ることができました。

 一通りの取り調べが終わったあと、警察署のベンチでその刑事さんと話をしていたのですが、取り調べの極意や持っている捜査の哲学、個人的な夢など時間の限り話してくれました。
 たたき上げということでしたが、人間的な魅力に溢れており、部下との会話を聞いていても、心から信頼される上司そのものでした。

 警察と聞くと、どこかとっつきにくい印象を持たれる方もいるかもしれません。
 実際、若干上から目線だったり、融通が全くきかなかったりと、付き合いにくい方がいることも確かです。
 ですが、日本の警察には、小説に出てくるようなかっこいい刑事もいるんですよね。
 
 別の事件でも、うーむ、かっこいいなあと思う刑事さんに出会ったことがあります。
 追々お話していこうと思います。

  1. 2018/08/13(月) 23:46:04|
  2. マメ知識
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SNSに潜む危険


 どうも、4泊5日のサマーキャンプに旅立つ長女(7歳)を見送りに行き、寂しさと心配で号泣しそうになった40歳目前の僕です。
 数日前から娘が離れるのは寂しいと話をしていたので心配していたのですが、集合場所に着いたら「じゃ、また」とだけ言って出かけていきました。おい。

 さて、本日はSNSの使い方にご用心という話をしたいと思います。

 Facebookや昔であればミクシィでしょうか、SNSが充実することによって、便利になりましたよね。
 長いこと会っていなかった友人と繋がって盛り上がったり、自分の興味ある情報が入手できたり、自分の活動を友人や世界に発信できたりと、そりゃあ、皆が参加して盛り上がる訳です。
 他方で、SNSを通じて発生したトラブルについて多くご相談いただいております。
 どんな危険があるか、見ていきましょう。

①詐欺被害への入り口となる場合がある

 SNSは個人情報の宝庫であり、ユーザーの人となりをある程度把握することができます。
 そのため、SNSは詐欺師にとって、ターゲットを探すのに非常に有益なツールということができるでしょう。
 投資や副業などお金儲けをテーマにしたコミュニティを作って参加者を取り込むという手口はいくつも報告を受けております。
 また、ダイレクトメッセージでいきなり連絡をとってきて、恋愛感情を刺激しながら取り込み、お金を騙し取るという手口もありますね(国際ロマンス詐欺といった名前で呼ばれています。今でも結構な数の相談を受けます)。
 
 発信をするということは、見られるということでもあります。
 安易に個人情報を公開することは避け、公開範囲も必要に応じて制限するなど、最低限の防衛を図ることは重要かと思います。
 
 また、SNSでの出会いをきっかけに「お金」が動く状況に至った場合には、弁護士などの専門家や少なくとも友人に話をするなどして、自分だけで判断しないようにしていただくのが良いかと思います。
 先ほどの国際ロマンス詐欺のケースでは、全く会ったことはなく、SNS上のメッセージを取り交わしただけの相手に数百万を送金してしまったというご相談もございました。
 相手は人間の心理を知り尽くし、一枚も二枚も上手の相手です。
 一人で判断するのは危険であるということを頭に留めておいていただきたく思います。

②ストーカー被害が拡大する可能性がある

 既にお話をしたとおり、SNSは個人情報の宝庫です。
 そのため、ストーカー行為をする側としては、SNSを通じて様々な情報を入手しようとしています。
 ブログなどに比べて、SNSはクローズドの空間であるという認識をお持ちの方も多いのか、所在情報などについて意外と気軽にアップしている方がいます。
 そういった情報を集積し、分析をしていくと、住所の特定までは簡単ではないものの、特定に結び付くだけの重要なヒントが手に入ることは珍しくありません。
 調査会社の方に聞いたことがあるのですが、SNSは調査対象者の身元特定等を行うために非常に重要なツールとなっているようです。
 
 個人情報そのものでなくとも、行動パターンが読めてしまうような情報を頻繁にアップし続けると、ストーカー被害が拡大する可能性がある訳です。
 やはり公開内容と公開範囲については、一定の配慮が必要かもしれませんね。

③自身に不利益な証拠となる可能性がある

 少し特殊ですが、SNSで発信した情報が自身に不利益な証拠になるというリスクもあるでしょうか。
 過去に経験したケースでは、SNSの書き込みが不貞行為の有無を争う際の重要な証拠になったことがあります。
 
 今は書き込みの時間だけでなく、場所の情報も併せてアップされたり、アップした内容に関係者がメッセージを書き込んだりと、アップした情報を完全にコントロールするのは容易ではありません。

 出張に出ているはずの旦那が温泉地で「さいこうなう」と投稿し、それに対して、女性のユーザーが「楽しかったね」とメッセージを書き込む…修羅場ですね。
 
 ちなみに隠したい相手がそのSNSに参加していなかったとしても、大きいSNSであれば、隠したい相手の友人・知人が参加していて通報…なんてことも起こっています。
 情報の発信にあたっては、やはり注意が必要でしょう。

 以上、SNSで起こり得るリスクについて、簡単に触れてまいりました。
 便利なツールであることは間違いありません。
 コミュニケーションが豊かになる部分も否定できませんしね。
 ですが、ネットという特殊な環境であるがゆえに、リアルなコミュニケーションとは異なるリスクがある訳で、そのあたりは理解しておく必要があるでしょう。

  1. 2018/08/12(日) 11:53:49|
  2. マメ知識
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弁護士に依頼すると、家族や職場に知られずにトラブルを解決できるのか

 
 どうも、自宅からも勤務先からもファミリーマートが近く、かなりの頻度で通っているうちに、レジ横で売っているお惣菜をコンプリートしてしまった40歳目前の僕です。
 トマトジュースと青汁で何事もなかったことになると信じて疑っておりません。
 
 さて、本日は、弁護士に依頼すると家族や職場に一切知られずにトラブルを解決できるのかという点についてお話したいと思います。

 男女トラブル、風俗店でのトラブル、恐喝や脅迫の被害、刑事事件など、自らが抱えている法的なトラブルについては、出来れば家族や職場に知られたくないという方が多数でいらっしゃるかと思います。
 ご相談をお受けする際にも、家族や職場に知られずに解決して欲しいとご要望をいただくことは多いですね。
 果たして、弁護士を利用することによって、誰にも知られずにトラブルを解決することは可能なのでしょうか。

 結論から申し上げると、100%ではありませんが、できる可能性はありますということになるかと思います。
 すみません、なんとも頼りない回答で。

 男女トラブルのうち、既婚者の方となると特に家庭には知られたくないと思います。職場に対しても、最近のコンプライアンスの考え方からすると、知られて良いという方はいないでしょう。
 男女トラブルでは、相手方からよく「家族に言う」「職場に言う」という話をされて困っているというご相談をお受けしますが、これについては、弁護士が代理人として窓口となり、本人はもちろん、家族や職場も無関係なので連絡しないように、仮に連絡して何らかの損害が発生すれば、法的に対処せざるを得なくなるのでご注意いただきたいと連絡して、引き取ってしまうことで、家族や職場への直接連絡の可能性はかなり下げることができると思います(私の経験則で恐縮ですが)。
 ただ、男女トラブルとなると、相手方は感情的になっていることもあり、刺し違える覚悟で家族や職場に連絡してしまう方もいらっしゃいます。
 すなわち、100%物理的にブロックができる訳ではないのです。
 その意味で限界はありますが、ご自身で対応を継続するとなれば、上記「家族に言う」「職場に言う」という揺さぶりをかけられ、いつまでもトラブルから逃れられないという結果にもなりかねません。
 弁護士としては最善を尽くします…ですが、腹は決めてくださいと言わざるを得ないのですよね。

 風俗店のトラブルや恐喝・脅迫の被害となると、男女トラブルに比べれば、家族や職場に連絡されるリスクは下がると思います。
 全てのケースが妥当する訳ではありませんが、相手方としては、いかに確実にお金を払わせるかという点が関心事であることが多く、駆け引きのカードとして「家族バレ」「職場バレ」を使うことはあっても、カードを切ってしまえば、開き直られてしまい、目的を達成できなくなってしまう可能性がある訳です。
 そのため、簡単にはカードを切りません。
 特に弁護士など、代理人が介入した後は、自分の目的が達成できないどころか、恐喝罪や強要罪に該当する行為などと指摘を受け、場合によっては警察のご厄介になるリスクもあるわけです。
 以上より、男女トラブルに比べると「家族バレ」「職場バレ」の可能性は低いというのが実感です。

 刑事事件については、また特殊なのですが、家族に知られる可能性は高いと考えたほうが良いかもしれません。
 特に逮捕された場合は高いでしょう。
 突然、旦那さんやお父さんと連絡が取れなくなったら、家族は心配しますよね。
 そのため、警察から家族に連絡が行くことになります(おそらくほとんどのケースでは連絡をしているかと思います)。
 また、弁護活動の観点からも、家族に知られずに終わらせるというのは、あまりよろしくありません。
 家族が再犯防止のために監督をする立場に立ってくれたという状況を作ることが、弁護活動では重要な活動の一つであったりします。
 そのため、家族には嫌でも自らの口で説明し、そのうえで監督をお願いして、身元引受人になっていただくという必要があるのです。
 
 他方、職場については悩ましいところです。
 仮に逮捕など、身体拘束を受けても、すぐに出られればいいのですが、勾留をされると原則10日ほど身体拘束を受けることになります。
 そうなると、体調不良という説明だけで乗り切ることは難しく、診断書の提出を求められたり、本人からの連絡を要求されたりと、何も話さずにいくのは厳しいでしょう。
 
 刑事事件は特殊ですが、男女トラブルや恐喝・脅迫被害については、早期介入によりある程度「家族バレ」「職場バレ」の可能性を低く抑えることが可能かと思います。
 
 相手方は人間であり、絶対はありません。ですが、うまくやるヒントはあるはずです。
 お一人で悩む前に、まずはお気軽にご相談ください。

  1. 2018/08/11(土) 14:08:28|
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証拠収集の方法


 どうも、隙間時間を利用してYoutube でゲーム動画を視聴している40歳目前の僕です。
 気がつくと30分くらい平気で経過していて、世の皆さんが一生懸命働いているのに何をしているのだという自責の念に耐えられずに悶絶することも多々あります。
 どんなに遊んでも振り返ることのなかったあの頃に戻りたい。

 さて、本日は証拠収集の方法についてお話をしたいと思います。

 小さい頃から皆さんも無意識のうちに証拠の重要性を感じていたのではないかなと思います。
 よく子どもの言い合いの中でも「じゃあ、証拠は」という話になることはある訳で、お互いの言い分が平行線になった時に、どちらが正しいのか判断するために証拠を用いるのは自然の流れですよね。
 大人の世界でもその点には変わりはなく、事実認識や主張が対立したときに、どちらが正しいのかを事後的に判断するためには、やはり証拠を用いることになります。

 証拠というと、皆さん、どのようなものを思い浮かべますか。
 
 意外と皆さんからご相談を受ける際に、証拠はあるという話をいただき、どのような証拠があるのでしょうかと確認すると、友達が証言してくれる、友達が見ていたという話をいただくことがあります。
 たしかに、人間の供述や証言も証拠の一つです。
 ですが、人間の供述や証言となると、見間違いや聞き間違い、記憶違いに言い間違いとミスの介入する可能性があります。
 また、友達が見聞きしていたとしても、必要な時に必要な程度の協力をしてくれるかどうかという事実上の問題もあります。
 そのため、どうしても証拠としての確実性は弱くなると言わざるを得ません。
 
 では、どのような証拠が確実なものといえるのでしょうか。

 それは、時間が経過しても同じ状態を保つことができる客観的なものが確実な証拠になると言えるでしょう。
 例えば、書面です。
 お金の貸し借りの場面では、消費貸借契約書や借用書を作成することがあるかと思いますが、これは誰と誰の間で、いつ、いくらお金の貸し借りがあったのかを事後的に判断するのに有効です。
 もちろん改竄のおそれは否定できませんが、契約者当事者双方が全く同じものを持っているということになれば、その信用性は高まりますし、公正証書の形を取れば、作成時の書面が公証人役場にも保管されることになるので、さらに改竄のリスクは軽減させることができるでしょう。

 書面の他にも、音声や画像、録画データも一般的に確実性が高い証拠であると言えます。
 やはり改竄や加工のおそれは否定できないものの、人の記憶のように薄れることはなく、確実性を持って、証拠作成時点の状況を再現してくれます。

 トラブルが顕在化し始めると、相手方からの協力はもちろん得にくくなります。
 そのような状況でこちらの主張や事実認識にあった証拠の作成をしようとしても、困難と言えるでしょう。
 したがって、いかにトラブルになる前に確実性のある証拠を作成しておくかが重要になる訳です。
 実は、法的トラブルの勝負は法定からかなり遠いところである程度決してしまう可能性があると言えるでしょう。

 もちろん、証拠がない=全て諦めるという訳ではありません。
 今までの話でも再三触れてきたように、証拠がなければ作るというやり方もあります。
 
 そのためにはちょっとしたコツが必要になるのですが、この話はまた別の機会にしたいと思います。

 弊所では、今まで証拠のない事案において、証拠を作成し、状況を打開したことが何度もございます。
 他の事務所では証拠が無いので無駄だよと言われたケースでも、一発逆転をしたケースがございます。
 諦めるのは簡単です。
 出来ることを出来る限りやり切って、それでもダメなら潔く諦めましょう。
 可能な限りお手伝いさせていただきます。

  1. 2018/08/06(月) 17:27:04|
  2. マメ知識
  3. | コメント:0
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プロフィール

弁護士 若井 亮

Author:弁護士 若井 亮
若井綜合法律事務所代表弁護士。二児の父。
格闘技と貧乏旅行をこよなく愛し、体力と工夫で戦うガテン系弁護士。
末っ子。

どんな案件でもご相談は初回無料でお受けしております。

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